野良猫たち
シドニーで失敗しないための生活術
シドニーで生活するために役立つ情報を提供します♪
仕事が終わり、Ashfield(アッシュフィールド)駅から家に向かって歩いていた時のことです。
にゃんともかわいい猫たちを発見しました。猫だけに「なんとも」を「にゃんとも」にかけたのは内緒です。
この猫たち、日本っぽいと思いませんか?海外の猫って、もっと洋風なイメージですよね?「洋風の猫って何?」って聞かないで下さい・・・。
しかも、この猫たち、僕の家で飼っていた猫に瓜二つなのです。

アッシュフィールドの野良猫たち
今を遡ること約18年。
僕の弟と妹が近くの公園で猫を拾ってきました。妹はこの写真の奥にいる猫(黒の縞模様)、弟は手前にいる猫(茶色の縞模様)と全く同じです。
妹が拾ってきた猫はとても小さかったので「チビ」と名付け、弟が拾ってきた猫は「ミニケル」と名付けました。どうして「ミニケル」なのか?そのころ「What's Michael?」(ホワッツマイケル?)という弟が拾ってきた猫にそっくりな猫が主人公のアニメ(漫画も)があり、小さいマイケルだからミニケルです。ちなみにこのホワッツマイケルの作者は僕の好きな「柔道部物語」という漫画も描いています。
このチビとミニケル、どうやら生まれたばかりで目も見えないほど小さかったのです。牛乳を自力で飲むことができないので、哺乳瓶にミルクを入れ、飲ませてあげていました。チビとミニケルを部屋の中だけではなくて、自由に家を出入りできる生活で、妹と弟はとてもかわいがり、いつも一緒に遊んでいました。
1年後、チビとミニケルは大きくなりました。そうすると突然、ミニケルが家出をしてしまったのです。僕らは探しました。夜も懐中電灯を持って街の中を探していたのを思い出します。一緒に拾ってきた妹や弟は涙を流しながら必死に探していました。それでも見つからず、「もしかして事故にあったのか?」「迷子にはなっていないか?」と毎日毎日、通学のとき、友達と遊ぶとき、いつも外に出るときはミニケルを探しました。
長い月日が経過しても見つかりませんでした。
そこで1つのことを僕らは学びました。猫の雄はある程度の成長すると家を出て行き、自分の力で世の中を生きていく道を選ぶということを。チビはメス、ミニケルはオスだったのです。
残されたチビは15年近く行き、僕がカナダのバンクーバーに滞在していたときに亡くなりました。ミニケルもチビのように人生(猫の場合は猫生?)を全うしてくれたことを祈ります。
この2匹の猫をアッシュフィールで見たとき、このことを思い出し、しばらくは彼らのもとを離れられませんでした。
あれから20年近くの月日が流れ、僕はシドニーに来ています。チビとミニケルに似た猫に会うことができ、人通りが多いにもかかわらずホロリときてしまいましたが、「明日からもがんばろう」 なぜかそう思えてきました。
にゃんともかわいい猫たちを発見しました。猫だけに「なんとも」を「にゃんとも」にかけたのは内緒です。
この猫たち、日本っぽいと思いませんか?海外の猫って、もっと洋風なイメージですよね?「洋風の猫って何?」って聞かないで下さい・・・。
しかも、この猫たち、僕の家で飼っていた猫に瓜二つなのです。

アッシュフィールドの野良猫たち
今を遡ること約18年。
僕の弟と妹が近くの公園で猫を拾ってきました。妹はこの写真の奥にいる猫(黒の縞模様)、弟は手前にいる猫(茶色の縞模様)と全く同じです。
妹が拾ってきた猫はとても小さかったので「チビ」と名付け、弟が拾ってきた猫は「ミニケル」と名付けました。どうして「ミニケル」なのか?そのころ「What's Michael?」(ホワッツマイケル?)という弟が拾ってきた猫にそっくりな猫が主人公のアニメ(漫画も)があり、小さいマイケルだからミニケルです。ちなみにこのホワッツマイケルの作者は僕の好きな「柔道部物語」という漫画も描いています。
このチビとミニケル、どうやら生まれたばかりで目も見えないほど小さかったのです。牛乳を自力で飲むことができないので、哺乳瓶にミルクを入れ、飲ませてあげていました。チビとミニケルを部屋の中だけではなくて、自由に家を出入りできる生活で、妹と弟はとてもかわいがり、いつも一緒に遊んでいました。
1年後、チビとミニケルは大きくなりました。そうすると突然、ミニケルが家出をしてしまったのです。僕らは探しました。夜も懐中電灯を持って街の中を探していたのを思い出します。一緒に拾ってきた妹や弟は涙を流しながら必死に探していました。それでも見つからず、「もしかして事故にあったのか?」「迷子にはなっていないか?」と毎日毎日、通学のとき、友達と遊ぶとき、いつも外に出るときはミニケルを探しました。
長い月日が経過しても見つかりませんでした。
そこで1つのことを僕らは学びました。猫の雄はある程度の成長すると家を出て行き、自分の力で世の中を生きていく道を選ぶということを。チビはメス、ミニケルはオスだったのです。
残されたチビは15年近く行き、僕がカナダのバンクーバーに滞在していたときに亡くなりました。ミニケルもチビのように人生(猫の場合は猫生?)を全うしてくれたことを祈ります。
この2匹の猫をアッシュフィールで見たとき、このことを思い出し、しばらくは彼らのもとを離れられませんでした。
あれから20年近くの月日が流れ、僕はシドニーに来ています。チビとミニケルに似た猫に会うことができ、人通りが多いにもかかわらずホロリときてしまいましたが、「明日からもがんばろう」 なぜかそう思えてきました。
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