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夜道にはご注意


 シドニーで失敗しないための生活術
 シドニーで生活するために役立つ情報を提供します♪

友達の友達の添乗員さんが日本から、とある学校の短期留学の仕事でManly(マンリー)に2週間ほど滞在していますので、そこへ遊びに行ってきました。

シティからフェリーで約30分のところにあるマンリーは海に囲まれていて、観光地のような雰囲気があります。夜なので写真が撮れないのが残念でしたが、ワクワクするようなところです。

カラマリ(イカリング)やフライドポテト、寿司、ビールなどを購入して、その添乗員さんが泊まっているホテルの部屋へ。

その添乗員さんはとてもパワフルな人で、いろいろと悩んでいる僕は元気を分けてもらいました。

3時間ほど楽しんだ後に帰るためのバスに乗車。マンリーから僕が住んでいるArtamon(アーターモン)駅の近くにあるChatswood(チャッツウッド)駅までバスが出ています。始発のマンリーから終点のチャッツウッドまでは約45分。

バスの路線図ではアーターモン駅の近くにバスは通りますが、アーターモン駅には行きません。ただ、アーターモン駅に最も近づいた場所で降りることができれば、歩いて10分ぐらいで到着できるはずです。

僕はアーターモン駅近くに住んでいるとは言え、いつも電車を使っているためにアーターモン駅周辺の地理には詳しくありません。しかも夜なので真っ暗。

この状況で頼れる人は一人しかいません。

最も頼りになる男、バスの運転手に「アーターモン駅に最も近づく場所で降ろしてね」と伝えると、運転手は困った表情で「悪いけど、バスの路線しかわからなくて、どがアーターモン駅に一番近いかわからないんだよね」と自信のない返答。

そんな自信のない運転手が「ここら辺じゃない」と言って降ろしてくれた場所は大通りなのですが、お店が何もなく、非常に寂しい感じのところ。もちろん僕はどこだかさっぱりわかりません。

現在地はわかりませんが、路線図の通り行けば、東へ徒歩10分のところにアーターモン駅があるはずです。僕のスカウターもそう反応しています。

東へ行くために大通りを逸れて小道へ。そこは真っ暗で工場が多く、夜なのでシーンとしています。その何も音のない場所で僕の足音だけが響いています。

時刻は22時30分。海外、知らない所、人が誰もいない=危険!

僕の心の中では大音量で警報が鳴り続けています。いつもは歩きながら音楽を聴いていますが、こんな状況では聴いていられません。いつ危険な状況になるかわからないからです。

10分なら走れる。僕はまだ衰えていないはずだ。そう思いながら、足音を立てないように静かに、そして大胆に走りました。10分経過しましたが、アーターモン駅は見当たりません。それに唯一目印と思っていた線路もありません。

走ったせいで息はゼェゼェ。危険を感じながら、ウロウロ。完全に迷って、「邦人男性、シドニーで行方不明」という明日の新聞のニュースが頭によぎりました。

その時!見えました。明かりが!バーのような感じで、まだ営業しているようです。中には人は見当たりませんが、外のテラス席であきらかに酔っ払っている人を発見。

「ここだ。ここで道を尋ねるしかない!」

普段なら酔っ払っている人に声をかけることは絶対にありませんが、明日のニュースになるか?酔っ払っている人に道を聞くか?という選択であれば、酔っ払っている人が救世主に見えます。

恐る恐る話しかけると、酔って話すのもおぼつかない感じで、アーターモン駅への場所を教えてくれました。しかし、僕には「英語+酔っている人」の話が1回で理解できるはずもありません。

怒ったらどうしようとか不機嫌になったらどうしようと心配もありましたが、頭の中にアーターモン駅への行き方が確実にわかるまで、何回も尋ねました。

やっと理解できたところでお礼を言ったら「おまえはアーターモン駅に必ず辿り着ける。俺が保証する」となんとも心強い一言が。今、改めて日本語で書くと寒いのですが、その時は「よし!必ずアーターモン駅に辿り着いてみせる!応援してくれている彼のためにも!」と勇気が沸いてきたものです。

教えどおりの道を進んだら、見えてきました見慣れた風景が!

予定よりも30分以上も遅れ、体力の限界に達していましたが、数々の試練を乗り越え、家に到着。

アパートのオーナーとこの事件のことについて話していたのですが、あきらかに運転手が、僕の考えていた場所よりも手前(アーターモン駅からかなり遠い場所)で、降ろしてくれたようです。

あの酔っ払った人と話したときぐらいの積極性があれば、僕の英語はもっと伸びていたに違いありません。


友達からのありがたい一言。

アーターモンにあったもん。

テーマ : オーストラリア - ジャンル : 海外情報

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